“異例の土俵入り”続く…横綱白鵬への大人げない嫌がらせ
それにしても、61歳にもなって大人げないのが友綱親方だ。魁皇(現浅香山親方)の師匠として知られるものの、評判は決して良くない。
「とにかくケチで有名です。弟子の食事代ですら切り詰めており、友綱部屋はいつもちゃんこの量が少ない。親方がロクにメシを食わせてくれないので、所属力士は自腹で食べ物を買っているのが現状です。以前は電気代ですらケチっていた。若手力士が住む大部屋のブレーカーを常に落としていたため、夏はクーラーはおろか扇風機も使えず、冬は冬で力士が凍えていました」(相撲記者)
こんなこともあった。10年の理事選で貴乃花親方(元横綱)が周囲に反対されながらも出馬。立浪一門は投票しないように親方衆に呼びかけたが、同一門の安治川親方(元幕内光法、現立田川)が1票を投じた。その直後、「一門の和を乱した」と廃業を表明した安治川親方を、友綱親方は「このままだと一門が追い出したと勘違いされるだろ!」(当時、友綱部屋は立浪一門)と迫り、撤回させた。それが今回は私怨で一門をないがしろにしているのだ。
「部屋付き親方だった浅香山親方が2月に独立したのも、そんな師匠に嫌気が差したからだともっぱらです。浅香山親方が魁皇だった頃から、人望のあった弟子に友綱親方は嫉妬していたようです。最近では潰れた大島部屋から引き取った旭天鵬が若手力士から慕われているのが面白くないらしく、両者は決裂寸前です」(前出の記者)
これで「相撲道」なんて言うのだから、ちゃんちゃらおかしい。