野村監督も腹決めた 広島が描く「打倒巨人」の秘策とキーマン
2人目はそのマエケンの存在だ。
「山内投手コーチは『巨人戦を意識して先発ローテを回す』と話している。マエケンは基本的には中5日。これなら交流戦までの巨人戦で2度登板できる。こう言っちゃなんだけど、来年メジャーに挑戦するであろうマエケンは、強い巨人を抑えてアピールしたい気持ちもあるみたい。ローテは去年までのように順番通りではなく、今度の巨人との3連戦はバリントンを中4日で投入する予定もある。巨人は初モノに弱いといわれるだけに、新人の大瀬良も投げさせる。今年はできる手は打つつもりのようです」(前出の関係者)
広島のチーム防御率2.22はリーグトップ。ペナントレースが面白くなるもならないも、広島にかかっている。