ツイッターで無反応…ダルはマー君の好発進に何を思う?
ダルビッシュが田中将大(25)のメジャー初登板初勝利に刺激を受けたのは間違いない。
ダルはこれまで、プロ野球とメジャーの違いを強調してきた。昨年暮れには「2年目のボクは(メジャーでは)まだ子供」とも。
言及してきたのはレベルの差に限らない。1年目を振り返ったNHKの特番では、硬いマウンドへの対応がいかに難しかったかを語った。メジャーのハードルは高いと盛んに言い続けてきた。
田中はしかし、マウンドやボールに関して、米国なんだから違って当然と話している。ボールや環境の違いを受け入れたうえで対応し、結果につなげた。
メジャーでは先発投手が6回を3点以内に抑えることを「クオリティースタート」といって評価する。田中は先頭打者に一発を浴びながら7回3失点。「クオリティースタート」だったのはもちろん、無四球のおまけ付きでチームに流れを呼び込んだ。
■「あれはダメ」
メジャー初登板でいきなり火だるまになりかけたのはダルも同じ。一昨年のメジャーデビューは、イチローのいたマリナーズ相手に5回3分の2を8安打5四死球5失点。打線の援護で辛うじて白星を拾ったものの、踏ん張った田中とは対照的に炎上した。