2勝目ならず…マー君を悩ませた本拠地マウンドの傾斜

公開日: 更新日:

■課題は「下半身の使い方」と評論家

 NHKのメジャーリーグ解説を務める評論家の武田一浩氏が「カウントを整えようと意識するあまり、序盤は腕が振れていなかった」とこう続ける。

「メジャーのマウンドは球場によって硬さや傾斜が異なるもの。初登板ということもあり、ヤンキースタジアムの傾斜に対応しきれなかったのか、左足を沈み込ますことができずに突っ立ったままの状態で投げてしまう時もあった。前回の登板でも見られたが、左足をしっかりと沈ませて投げないと、球が高めに浮いたり、抜けてしまうもの。四回以降は持ち直しただけに、今後は下半身の使い方を意識すれば、安定感は増すと思う」

 田中のデビュー戦とあり、この日の観衆は3万9412人。
 ヤンキースタジアムの外壁には田中の巨大な顔写真が飾られ、公式グッズ売り場ではユニホームが飛ぶように売れるなど、田中の注目度は増すばかりだ。

 本拠地デビュー戦を白星で飾れなかったが、今後の田中は地元ファンの期待に応える投球を披露できるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」