ダメ揃い「早大3人衆」…ファンも激怒した広島・福井の脆さ

公開日: 更新日:

 当時の監督はケガをされたら困るということで、福井と、同級生の斎藤佑(現日本ハム)、大石(現西武)の3人は放任主義だった。その結果、3人は自分を追い込む厳しい練習をほとんどやらず肉体、精神がもろい。

「昨年まで右肩痛に苦しんでいた斎藤は言うに及ばず、3人の中で最も力があるといわれた大石も3年間でわずか1勝。1年目のブルペンでは30球ほどしか全力投球ができず、スタミナのなさに当時の首脳陣が呆れたほど。この日の福井は、ボールのキレは悪くなかったが、ピンチの場面で暴投をしたり甘いコースに行くなど、精神面の弱さが『壁』になっている」とは、ネット裏にいた球界関係者だ。

 その3人は今年1月、ともに自主トレを行い、巻き返しを誓ったものの、今年も揃って苦戦している。ダメな連中が集まったところで、しょせんは傷を舐めあうのがオチ。「今年が勝負」と人生をかけて取り組まないと「ワセダ3人衆」は今季限りで同時退団もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動