新横綱鶴竜よ、北の富士の頭を剃ってやれ
大相撲夏場所の前、NHK解説者の北の富士が番組で言った。
「横綱にはランクがある。28回も優勝している白鵬はAランク、日馬富士はBランク、鶴竜はランク外。新横綱としてのプレッシャーは並大抵じゃない。それを克服して優勝するなんてできないと思う。オレがそうだったんだ。優勝したらボウズになってやるよ」
面白がってそういう約束をすると身を亡ぼす。
わたくしは1998年プロ野球シーズン前に、TBSラジオ生番組で横浜ファンの荒川強啓氏に「横浜が優勝できるわけがない。もし優勝したら髪の毛を剃ってやる」と面白がって公言したら、本当に優勝してしまった。
ラジオ生放送、強啓氏の前で剃髪式を実況中継されるはめとなった。テレビではなく、マイクの前で髪を剃っても無意味なのだが、剃髪実況アナとして松下賢次が絶叫した。スポーツ紙数紙が証拠写真を撮りに来て、翌日スタジオで髪を剃るわたくしの間抜け面が載った。
面白がったことを悔いても始まらぬ。以来現在まで生やすのが面倒でスキンヘッドのままでいる。