元セレソンGKジウマール「W杯初体験のザックは精神的強さも試される」

公開日: 更新日:

 忘れてならないことがある。監督のアルベルト・ザッケローニにとっても、初めてのワールドカップだということだ。

 10年大会で監督の岡田武史は、大会直前に大幅に選手起用を変えた。大きな賭けに出ることが出来たのは、彼に98年W杯の経験があったからだろう。W杯初体験のザッケローニは、精神的な強さも本大会で試されることになる。

文・田崎健太(ノンフィクション作家)

●ジウマール・ルイス・リナルディ/1959年1月13日、リオグランデドスル州出身。78年、19歳で地元の強豪インテルナシオナルとプロ契約。86年に南米を代表する名門サンパウロFCに移籍した。安定感のあるプレーが評価されてブラジル代表に招集。91年、リオデジャネイロ州の名門フラメンゴに引き抜かれた。優勝した94年W杯米国大会メンバー。95年にセレッソ大阪に移籍、97年までプレーした。現在は代理人。身長184センチ、体重78キロ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動