ブラジルに暗雲…4強入りもネイマールが腰椎骨折で絶望
相手エリアでパスを受けようとしたネイマールは、マークにきたコロンビアDFスニガ(28)に後ろからヒザ蹴りを背骨付近に受けると、激痛のあまりそのままピッチに倒れこみ悶絶。その後、一歩も動けず、うつぶせになったままだった。
医療スタッフがピッチに入ってケアをしたが、本人は左手で患部を押さえながらうずくまるばかり。見かねたチームメートがベンチに選手交代を要求。タンカに乗せられたネイマールは激痛に歪む顔を右手で隠しながら、会場近くの病院に直行し、重症が分かった。
現時点で4ゴールを挙げ、カナリア軍団の躍進を牽引してきた若きエースストライカーのW杯も、残念ながらこれまでだ。
▽ブラジル・スコラリ監督 「(前回の)チリ戦よりチームは良くなっていた。前半はいくつかチャンスがあったが、相手GKに阻まれた。後半は追加点が必要ないのでペースを落とした」