“駆け込み”助っ人左腕ランズラーはオリックスを救うのか?

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 駆け込み助っ人が優勝争いを左右するかもしれない。

 4日に入団会見を行った、オリックスの助っ人左腕ランズラー(29=前ジャイアンツ3A)。会見では「球速は155キロ前後。昔は160キロを投げたこともある」と豪語。ジャイアンツ3Aで同僚だった田中賢介から日本球界の情報収集を行ったことも明かした。主にリリーフとして起用される見込みだ。

 年俸は25万ドル(約2500万円)。残り49試合と考えれば高いか安いかは微妙なところだが、球団としてはやってもらわなければ困る。

 というのも、マトモな中継ぎ左腕は31試合で防御率2.48の中山くらいのもの。他の左腕といえば、防御率8.71の海田くらいしかいない。補強期限ギリギリの7月31日に「駆け込み」で獲得したとはいえ、ランズラーがコケたらそれこそブルペン崩壊の危機だ。

「日本でのプレーを楽しみにしていた。興奮してるよ」

 と、鼻息も荒い新助っ人。ちなみに今季3Aでは46回3分の1で36四球。球が速いだけのノーコン投手じゃなきゃいいが……。

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