アギーレ監督ついに就任 サッカー日本代表再建への“本気度”

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 前監督のザッケローニは、夫人をイタリアに残しての単身赴任だった。夫人も夫が単独で日本へ行くことに賛成していた。そのザックはすぐに日本文化に溶け込み、寿司やとんかつ、やきとりなどを好んで食べながら、住居は洗濯、清掃付きの外国人向けの都内の高級マンスリーマンション。母国から連れてきたコーチや日本人の通訳は、同じマンションの別の部屋に住んでいたものの、本人は1年のうちに何度もイタリアに帰国していただけに、一部では「まるで“腰掛け”ではないか」と、本気度を疑う声もあった。

 アギーレ監督は今後、生活拠点を現在のスペインではなく、東京に置く。住まいは東京の高級マンションの予定。仕事の相談役も兼ねる妻のシルビア・カリオンさんも一緒に生活するという。

「これまで日本代表を率いた外国人には、日本人女性と親密になり、プライベートをエンジョイした監督もいましたが、肝心の手腕はひどかった。アギーレも指導力は未知数ですが、夫人を伴い、日本に腰を据えて代表を一から立て直すというのですから、とりあえずは信用できそうです」(サッカー専門誌記者)

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