戦力外から一転、残留報道…マンU香川を縛る契約の“中身”

公開日: 更新日:

■マンUという“ブランド”に満足している

 それが本当ならば実に頼もしいが、残留報道の裏には、香川とマンUとの契約内容も絡んでいるという。両者の間には、「特別形態の契約」が交わされているともっぱらだからだ。

 マンUは日本企業とスポンサー契約を結ぶ際、「香川は公式戦の70%以上はベンチに入る。50%以上は試合に出場する」といった内容の付帯事項が付いているといわれ、これが奏功して日本の優良企業8社から資金を引っ張ってきた。

「今回の騒動は、最初から残留の結論が出ていたようなものです。マンUからは、戦力外として放出することは出来ないからです。他チームに移れるのは、香川サイドからレンタルの形で移籍したいと要求すること。古巣のドルトムント、MF長谷部とFW乾のいるフランクフルトからも誘われたようですが、香川はマンUから出たがっていません。マンUという“ブランド”に満足しているとまでいわれています」(前出のジャーナリスト)

 プレミアリーグは現地16日に開幕。香川自身は「残留の気持ちでいる」とコメントしたが、移籍市場はまだまだ開いている。今後も何が起こるか分からない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動