戦力外から一転、残留報道…マンU香川を縛る契約の“中身”
■マンUという“ブランド”に満足している
それが本当ならば実に頼もしいが、残留報道の裏には、香川とマンUとの契約内容も絡んでいるという。両者の間には、「特別形態の契約」が交わされているともっぱらだからだ。
マンUは日本企業とスポンサー契約を結ぶ際、「香川は公式戦の70%以上はベンチに入る。50%以上は試合に出場する」といった内容の付帯事項が付いているといわれ、これが奏功して日本の優良企業8社から資金を引っ張ってきた。
「今回の騒動は、最初から残留の結論が出ていたようなものです。マンUからは、戦力外として放出することは出来ないからです。他チームに移れるのは、香川サイドからレンタルの形で移籍したいと要求すること。古巣のドルトムント、MF長谷部とFW乾のいるフランクフルトからも誘われたようですが、香川はマンUから出たがっていません。マンUという“ブランド”に満足しているとまでいわれています」(前出のジャーナリスト)
プレミアリーグは現地16日に開幕。香川自身は「残留の気持ちでいる」とコメントしたが、移籍市場はまだまだ開いている。今後も何が起こるか分からない。