「逸ノ城は横綱に」「日本人は弱い」朝青龍に反論できぬ相撲界
逸ノ城が、モンゴルの草原で暮らす遊牧民出身ということも無関係ではない。生活手段として馬に乗っていたということで、幼少期から足腰や体幹が鍛えられている。エアコン完備の部屋で甘やかされた日本人とは、体の強さそのものが違う。199キロでも機敏なのは不思議でも何でもないのだ。
かつては食うに困って、角界の門を叩く日本人が多かった時代もあった。それと同じことを外国人力士がやっているのだ。朝青龍の言葉を借りるまでもなく、日本人が横綱になれるはずがない。