八百長疑惑拡大 アギーレ監督「出頭要請」カウントダウン
情報が錯綜している。
サッカー日本代表のアギーレ監督(55)が、かつて指揮を執っていたスペインリーグのレアル・サラゴサの八百長疑惑が新たな進展を見せた。「八百長をやった」と疑われている2011年5月21日のレバンテ戦において、サラゴサの選手だった現アトレティコ・マドリードのMFガビ(ガブリエル・フェルナンデス・アレナス=31)が現地時間2日、スペイン反汚職・反組織犯罪特別検察局に出頭し、聴取を受けた。 現地では、「ガビはサラゴサの会長からレバンテの選手に渡すためのカネ(1人9万ユーロ=約1240万円)を受け取ったと語った」とか「受け取った金はボーナスだったが、数日後に返金したと言った」などと、いろんな報道がされている。
いずれにしても、おかしな金の動きがあったことは検察もつかんでいるもようだ。
■次期監督候補をリストアップ
こうなると、アギーレに出頭要請がくるのは必至。もしも八百長への関与が認められた場合、その選手や監督、コーチや当該クラブに資格停止処分が下され、刑事罰を科される可能性もある。