星野、桑田、松中の名前まで…混迷極まるソフトB次期監督
「次期監督はアッと驚く人物になるかもしれない」
こう耳打ちするのは、さる球界関係者である。14日、今季のパのペナントレースを制覇したソフトバンクの秋山幸二監督(52)の辞任が発表された。6年間で3度のリーグ優勝、1度の日本一を達成。一時代を築いた指揮官は「二軍監督、一軍コーチ、一軍監督として10年目。今年をひとつの区切りにしようと、ずっと考えながらやってきた」と、淡々と語ったが、9月上旬から秋山監督の来季続投が決定事項のように報じられていた。
リーグVを決めた2日には、後藤球団社長が今季限りで契約が切れる秋山監督に対し、新たに2年契約を提示することを示唆。秋山監督から続投の意思確認をし、シーズン後に正式契約を結ぶはずだった。球団内には「秋山さんは今年限りでユニホームを脱ぐんじゃないか」とみる向きもあったとはいえ、フロント幹部からすれば電撃的な辞任。球団は慰留を続けたものの、秋山監督は最後まで首をタテに振らなかった。他球団は新体制がほぼ固まりつつあり、後任監督を含めた組閣作業は混迷を極めそうだ。
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