星野、桑田、松中の名前まで…混迷極まるソフトB次期監督
後任候補としてスポーツ各紙は、元ヤクルト監督の古田敦也氏(49)や、ホークスOBで200勝左腕の工藤公康氏(51)の名前を挙げている。
「ただ、2人ともネックはある」とは、地元放送局関係者。
「本命は球団OBでもある工藤。でも、工藤は今年から筑波大大学院に入学し、卒業するには来年も週に3日、筑波大に通う必要がある。本人は、現場復帰は修士号を取得してからという意向が強く、夫人もそれをバックアップしている。スポーツキャスターを務めるテレビ朝日とは『現場復帰が最優先』との約束とはいえ、来年も契約を延長する方針です。対抗は古田。古田は04年の球界再編時に選手会長としてストライキを決行、また12球団維持を主張した際のブレーンが今、ソフトバンクの子会社で役員をやっている。孫オーナーも改革の旗手となった古田の手腕を評価しているが、問題は現場トップの王会長との接点はなく、当時ダイエー監督だった王会長は、ストライキを決行したことを快く思っていなかった。王会長が古田を推すとは考えづらい。孫オーナーは最終的に王会長の意見を尊重するはずです」