巨人入り相川の人的補償に片岡「プロテクト漏れ」の“怪情報”
ヤクルトの球団関係者が言う。
「内野はFAで遊撃の大引を獲得したばかり。二塁には最多安打の山田、三塁にも3割打者の川端でレギュラーはほぼ固まった。その上、片岡の9500万円の高額年俸を引き継がないといけないルールだから、巨人が“ヤクルトは取らないだろう”と踏んで、あえてリストから外すのではないかという話。原監督も最後の方は使ってなかったしね」
■現状維持サインでニコニコだったものの…
巨人には“ヤクルトが即戦力投手を狙っている”という情報がある。取られないようにと投手を厚めにプロテクトすれば、野手はその分、手薄になる。
25日、巨人の主力選手の契約更改交渉がスタートした。片岡は年俸9500万円の現状維持でサイン。「結構厳しく言われると思ったけど、それなりの評価をしてくれた」と安堵の表情を見せた。しかし、キューバ補強の結果がまだ出ていない状況。もしグリエル入団のメドが立つようなら、ポジションが重なる片岡の「リスト漏れ」も現実味を帯びてくる。2年契約の2年目を迎える来季、巨人でプレーできても、厳しいシーズンになるのは間違いない。