一茂氏は一度も出ず…長嶋家の“闇”が正月特番で浮き彫りに
「『ナガシマ企画』が商標登録を申請したのは、『オフィス・エヌ』の期限が切れたタイミング。これに、ミスターが長嶋茂雄の署名と家紋まで入った文書をマスコミに送り、『長嶋茂雄の肖像権管理、商品化権、広告宣伝および出演活動について、従来はナガシマ企画が関与することもあったが、平成21年5月15日からオフィス・エヌが責任を持って業務を行う』旨を知らせ、事実上の絶縁状を突きつける事態になったのです。その後、一茂がタレント活動で頼る芸能界の実力者が間を取り持ち、ミスターとは和解したといわれますが、“父親を守るのは自分しかいない”とする三奈さんと一茂は今も絶縁状態が続いているのです」(前出のテレビ局関係者)
長嶋監督を巨人第1次政権から取材するスポーツライターの工藤健策氏がこう言う。
「長嶋さんを取り上げた3日の特番は見ませんでした。三奈さんが出演するということは、一茂さんのことは一切、触れられないだろうと思ったからです。そうなれば、長嶋さんと一茂さん、一茂さんと三奈さんの関係にイヤでも思いを巡らさざるを得ない。どちらに理があるのかはともかく、兄妹が角を突き合わせているという不幸な状態から早く長嶋さんを解放してあげて欲しい。長嶋さんを知る人はみな、そう思っているはずです」