サッカー協会どこで決断? 遅すぎたアギーレ解任の“全内幕”

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 当初は「技術委員会終了後に原専務理事か、それとも霜田技術委員長が、簡単な囲み取材に応じるだけだろうな」と日本サッカー協会に集まった報道陣は、タカをくくっていた。

 3日午後2時に技術委員会が始まり、そのころから報道陣が詰めていた記者室内の雰囲気に変化が表れた。「大仁会長や原さんの姿を午前8時すぎに見掛けた」という話が広まり、すると同日午後3時半にサッカー協会が「日本代表アギーレ監督に関する記者会見のご案内」というリリースを配布。それから報道各社は大慌て。それまで各社担当記者など30人ほどの記者室に100人近いテレビ局のクルーやカメラマンたちが押し寄せ、某テレビ局などは中継車まで出動させた。

「2日深夜、アギーレ監督の告発が1月30日に受理されたことを確認したサッカー協会は、3日昼までに理事会メンバー全員から『大仁会長に判断を一任する』という委任状をかき集め、3日午後2時に大仁会長がスペイン滞在中のアギーレ監督に電話で契約解除を伝えました」(マスコミ関係者)

 サッカージャーナリストの六川亨氏はこう語る。

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