中日・和田が心境を吐露「ふと引退のことを考えるように…」

公開日: 更新日:

「いや、そりゃあ、昔に比べたら間違いなく体の力は落ちてますよ。5年前の自分とはそりゃもう比較にならない。そういう中で、今の自分の体の力を見つめて、受け入れていろいろ試行錯誤してきました。意識しているのが頭の中をシンプルにすること。トップがどうの、踏み出す足の位置がどうのとそういうことは考えない。とにかくリラックスして、無駄な力を入れない。若いときは力があるから、変化を求めるんですよね。それが分かり始めて、去年の月間MVPにつながったんじゃないかと思う。その矢先の離脱でしたから、複雑でしたけど、まあ仕方ないと切り替えました」

 幸か不幸か、和田を脅かすほどの選手が中日にはなかなか台頭してきません。和田自身も「中堅・若手ですか? なんとしてでも(ポジションを)奪い取ってやろうという気持ちがもっと欲しい感じはしますよね。内に秘めているのかもしれないけど、もっとこう表に出てくるものがね」と物足りなく感じているようですから、まだまだ一線を退くわけにはいかないでしょう。

【連載】橋本清の取りたて直送便“本音を聞きたい”

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出