貧打の巨人がすがる「強肩強打のキューバ人捕手」2人の名前
「0点じゃなかなかいけませんね、何とかしないと……。もう少し(打線が)つながってこないといけませんね」
「ピッチャーは頑張っている。責めるわけにはいかない」
巨人の原監督はもう嘆くしかなかった。9日の広島戦は、カープ先発の前田に7回を6安打に抑えられると、中崎、ヒースとつながれて1点も奪えず。3試合連続の2ケタ残塁でこの日は11の拙攻。0-1のスミイチ完封負けでは、指揮官も振り返りようがないだろう。巨人先発の菅野は初回の1失点で8回完投負け。打線の援護なく1勝2敗となった。
10日のヤクルト戦も、先発・小川泰弘から2回に2点を奪ったものの、その後の巨人打線は4回から10回二死までノーヒットと湿りっ放し。7回に追いつかれると、11回表に抑えの沢村が畠山に決勝ソロを浴びた。
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それにしても打てない。捕手に復帰して7試合が経過した阿部は打率こそ3割手前を維持しているものの、早くも疲れが見え始めている。広島との3連戦で11打数2安打、打点ゼロ。10日のヤクルト戦は5打数1安打で3三振。本塁打は開幕以来出ていない。正捕手候補だった2年目の小林は開店休業状態。9日は相性が良かった同じ年の菅野の登板だったにもかかわらず、出番はなかった。