主将・坂本まで…巨人選手「足の故障続出」生んだ3つの原因

公開日: 更新日:

 巨人の主将・坂本勇人(26)が29日、左ふくらはぎの張りのため、出場選手登録を抹消された。

「悔しい気持ちもあるけど、こうなった以上は早く戻ってこられるように、いい時間にしたい」と話し、東京ドームを後にした。坂本の二軍落ちは高卒2年目に再調整となった07年9月12日以来、何と8年ぶり。故障では初めてである。

 試合前、原監督は「そんなに大したことはない。場所が場所だけに、トレーナーと本人と話をして(最短の)10日間でベストの状態にすることが最善ということ」と説明したものの、「坂本ショック」はこの日の中日戦で露呈した。菅野が5回4失点KOで3敗目。試合も完敗である。

 次々とそれも同じようなケガで野手がいなくなる――。

 3月に大田が左太もも裏の肉離れで離脱したのを皮切りに、相川は右太もも裏の肉離れ、亀井は下半身の張り、阿部も左太もも裏の肉離れで抹消された。足の肉離れが多いのが特徴だ。何か原因があるのか。春季キャンプの練習メニューなのか。白坂トレーニングコーチに聞くと、「そうではないと思う。ひと言に肉離れと言っても、食事、ケア、移動の問題とか、原因はおのおのによって違うから」と「個人の問題」とした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…