JGA“ゴルフ離れ”傍観 日本OPのコースはやさしくなるばかり

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 チェンバーズベイは30年に全米オープンを誘致する予定だったのが、急きょ開催されることになったというのだ。コースがあまりにもタフで、なおかつグリーンの状態が最悪だったので、選手にも不評だったようだ。

 しかし「ゴルフを広く普及させるために名門クラブとムニシパル(公営)コースで交互に開催する」というUSGA(全米ゴルフ協会)の方針はこれからも変わらないといわれている。

■このままでは海外勢との差が広がるばかり

 ではゴルファーが激減している日本のJGA(日本ゴルフ協会)はゴルフ人口を増やすためにどんなことをやろうとしているのか。日本オープンの開催コースは17年までしか決まっていない。

 アメリカと違って日本には公営のパブリックコースは非常に少なく、日本オープンを開催出来るようなコースはない。

 道具の進化に対抗するかのように欧米のコースはどんどんタフになっているけれど、日本オープンのコースセッティングは以前よりも逆にやさしくなっている。昨年の日本オープンなどはラフからでも楽にグリーンをとらえられるようにし、選手を喜ばせていた。

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