プロがブーイング…全米OPコース設定の裏に「巨額放映権料」
これほどゴルフコースとそのセットアップに批判が続出した全米オープンを知らない。メジャー9勝のゲーリー・プレーヤーは「私の63年のプロ生活の中で、これはもっともひどいコースのひとつだ。これは悲劇だ」と語った。
通常、選手はコースに対しての批判の声を上げることは少ない。主催者への礼儀に反するし、まして悪いスコアであれば、自らの未熟をコースのせいにしているように思われるからだ。しかし、今回はトッププロたちも会場にあきれている。
ジョーダン・スピースは、日替わりでパー5とパー4に入れ替わる1番と18番ホールについて、「私がプレーした中で、もっともひどい、バカなホールだ」と指摘。
ワールドランキング首位のローリー・マキロイは、「ボールがまともに転がらない」とグリーンにお手上げ状態。
「グリーンがブロッコリー(ボコボコしている)みたいだ」(H・ステンソン)
「皆が(おかしいと)思っているが、それを声に出す勇気がないだけ」(S・ガルシア)