「フル出場が一番いい」 インテル長友が揺れる胸中を吐露
イタリア・セリエAのジェノア、英プレミアリーグのストークやノーリッジ、そしてトルコのガラタサライなどへの移籍話が、立て続けに報じられている日本代表DF長友佑都(28)。今季のインテルでは指揮官マンチーニから戦力外扱いを受けているともいわれ、実際のプレシーズンマッチでは、起用されるポジションさえも不透明だ。中国で開催されている「インターナショナル・チャンピオンズ杯」のインテルーミラン戦(25日)、インテルーレアル・マドリード戦(27日)を現地で取材したサッカージャーナリストの元川悦子氏が、長友の揺れ動く胸中を直撃した。
【同じセリエAの宿敵ミラン戦で長友は慣れ親しんだ左SBで先発した】
――ミラン戦は75分すぎまでプレーしました。個人、チームの仕上がり具合はどうでしょうか?
「チームづくりというよりも、まだコンディションづくりの段階ですね」
――連日のように移籍情報が報じられ、ご自身の目にも触れていると思います。気になりますか?
「まったく気になりません。ボクは今、やるべきことに集中するだけですから。残留か、それとも移籍か、すべては縁だと思っています。(移籍話は)神のみぞ知るです」