屈辱の東アジア杯 噛み合わなかった川又と永井に釜本氏苦言
局面に応じて「頭を使って」プレーするということだが、この2人からは、残念ながら戦術理解度の高さは感じ取れなかった。周囲とうまくかみ合わなかったら一体、どうすればいいのか? あそこに出せ!
ここに出せ! もっと早いタイミングで出せ! などと具体的な要求を周囲に強くしないといけない。しかし、川又も永井もピッチ上でのコミュニケーション不足を露呈した。
■先制ゴールにこだわって
攻撃系選手で「要求をきちんと伝えられない」というのは、点取り屋としてのレベルが低いと言うしかない。この2人には、国際試合の経験不足を言い訳にしないで“どうすれば自分の得意の形に持っていけるのか?”を考えながらプレーして欲しい。
9月からロシアW杯アジア2次予選が再開し、3日にカンボジアと対戦。8日にアフガニスタン戦、10月にシリア戦、11月にシンガポール戦、カンボジア戦と敵地が続く。すべて格下の、徹底的に守り、一瞬の隙を突いてカウンター攻撃を仕掛けてくるが、ボールを失うと自陣に戻って守り倒すチームばかりだ。