山口、マシソンに“勤続疲労”見え…巨人が中継ぎ集めに血眼
今季の巨人の投手陣の失点の割合を見ると(13日現在)、初回から五回までの5イニングが168失点で、六回から九回までの4イニングで166失点。13日のDeNA戦で九回に逆転を食らったエース菅野の敗戦も、リリーフ陣が万全なら継投で逃げ切るという選択肢もあったろう。それができないところにも、原監督の苦悩があるというわけだ。
FA権を取得し、それなりの実績があって所属球団との複数年契約に縛られていないリリーフ投手には、オリックスの馬原(33)、中日の高橋聡(32)、広島の永川(34)らがいる。いずれも今季は目覚ましい成績を残してはいないものの、巨人は昨年、ヤクルトから2番手捕手として39歳の相川、DeNAの構想から外れていた39歳の金城をFAで獲得している。巨人のFA補強の網が、他球団の中継ぎ投手にも伸びる可能性は十分にありそうだ。