アジア2次予選初白星も ハリル監督を待つ「Jリーグ」という敵

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「日本代表にとっての収穫は、ただ勝利したことに尽きます。ハリルホジッチ監督が試合後の会見で『選手たちは(当時FIFAランク154位の)シンガポールと引き分けてから2カ月、プレッシャーを感じていただろう』と話していましたが、プレッシャーを感じていたのは指揮官も同じ。ハリルホジッチもW杯予選で初勝利したことでプレッシャーから解放され、ここから仕切り直しといったところでしょう」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)

■就任半年で見えてきた本性

 もっとも、ハリルホジッチは今後、対戦相手以外に「Jリーグ」という敵と戦っていかなければならない。

 実はJリーグ関係者の間では「ハリルさん、勝てないと言い訳ばかり」とすこぶる評判が悪い。その最たるモノが「代表(合宿など)のスケジュールが少な過ぎる」というセリフである。

 8月上旬に中国で開催された東アジア杯。北朝鮮、韓国、中国を相手に2分け1敗。最下位の屈辱にまみれた。するとハリルホジッチは「あと(準備に)2、3日あったら負けなかった」と言い訳に終始した。

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