アジア2次予選初白星も ハリル監督を待つ「Jリーグ」という敵

公開日: 更新日:

 ハリルホジッチ監督率いる日本代表が、ロシアW杯アジア2次予選で初白星を挙げた。といっても、対戦相手のカンボジア代表のFIFA世界ランクは180位。同56位の日本と比べるまでもなく、サッカー弱小国グループのひとつである。

 そのカンボジアは、ホームのW杯予選シンガポール戦(6月11日)に6万3000人もの大観衆が詰めかけるほど、サッカー人気で盛り上がっているが、日本戦を前に国内では「開始何分までに先制されるか?」「失点はひとケタか? ふたケタか?」のトトカルチョが人気だったという。

 試合は、キックオフ直後から日本が圧倒的に攻め入ったが、先制点は28分にMF本田が強烈左足シュートを叩き込むまで決まらなかった。

 前半が終わった段階でカンボジアの選手たちは疲労困憊。後半5分にDF吉田が2点目を、16分に香川が3点目を決めたが、終わってみればシュート34本を放ちながら3点止まり。日本の決定力不足が際立ち、過半数が23歳以下と若手主体のカンボジア選手の奮闘ぶりが印象に残った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭