渡部香生子「チームVISA」入り 水泳選手は億万長者夢じゃない
8月の世界選手権(ロシア・カザン)での金メダル獲得で大金を掴んだのが競泳女子200メートル平泳ぎの渡部香生子(18)、瀬戸大也(21)だ。
渡部は29日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)選手強化寄付プログラムの発表会見に出席。この寄付プログラムは、VISAカードのユーザーが貯めたポイントをインターネットを通じて寄付すると、現金換算されてJOCへ送られ、各競技団体へ分配される。それが選手の強化費用に充てられるというもの。
渡部は「選手の強化支援はもちろん、若いアスリートの励みになって欲しい」と寄付を訴えた。
すでに渡部は、世界選手権で金、銀(200メートル個人メドレー)2つのメダルを獲得。大会と日本水連のオフィシャルパートーナーから合計約900万円の報奨金を得ている。400メートルメドレーを制した瀬戸も同様に約680万円のボーナスを手にした。
2人はここにきてVISAが展開するトップアスリート支援プログラム「チームVISA」(30人)にも選ばれた。