渡部香生子「チームVISA」入り 水泳選手は億万長者夢じゃない
このプログラムは、過去の実績から五輪でのメダル獲得の可能性が高い選手に活動資金が提供される。これまで、男子体操の内村航平、ノルディックスキー女子ジャンプの高梨沙羅らも選出されたが、今回、日本人選手で名を連ねたのは競泳の2人だけだ。
活動資金の額は公表されていないものの、「チームVISA」の選手は同社のCMや販促ポスターなどに起用される。肖像権料なども含めて1000万円近くが支給されるとみられる。
ロンドン五輪の前には“水の怪物”と言われたマイケル・フェルプス(米国)も選ばれており、複数の米メディアによれば、当時のフェルプスは8社合計で1200万ドル(約14億円)のスポンサー収入があったという。
平泳ぎの北島康介のようにプロに転向して成功したケースもある。渡部も瀬戸もリオで複数のメダルを獲得すれば、億万長者も夢ではない。