低迷の元凶か…巨人選手と球団が「門限破り」で“イタチごっこ”
これも、通算12年にも及ぶ「原長期政権」の弊害のひとつだろう。
V逸目前の巨人関係者が、「今年ほど手を焼いたというか、神経質になった年もなかったんじゃないか」と言うのが、ナインの夜遊びである。
今季は春先から、「ナイター後は午前1時」に設定されている門限を破る選手が続出。選手とマネジャーのイタチごっこが繰り返された。
「夜中の1時半とか2時とか3時とか、中途半端な時間に帰るから門限破りがバレてしまう。いっそのこと帰らなきゃいいんですよ」
悪びれることなくこう語るある選手によれば、遠征先ではチーム宿舎とは別のホテルを自腹で確保。あえて高級ホテルは避け、1泊5000~6000円のビジネスホテルを押さえるのがミソだという。
「まさか、そういうところに巨人の選手が泊まっているなんて誰も思わないでしょ」(同)
うまいメシを食って、しこたま酒を飲む。そしてあらかじめ予約していたビジネスホテルで仮眠。翌朝は午前中のうちにコンビニで買い物をして、何食わぬ顔で宿舎に戻る。