V逸でも続投濃厚 巨人原監督に“伝説超え”のモチベーション

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 阪神サマサマである。巨人が23日、阪神にサヨナラ勝ちし、3連勝で2位キープ。2ゲーム差で追う首位ヤクルトのマジック点灯を阻止した。原監督(57)は「試合が重い? 我々の大きな仕事場というのは一番の力の見せどころだから。そのことを思いながら明日からも戦う」と上機嫌だった。

 今季の阪神戦は16勝8敗で最多の貯金8を稼いでいる。特に東京ドームでは11勝2敗とカモにした。貯金5で優勝争いできるのも、阪神のおかげといえるのだ。

 巨人、阪神両監督ともに今季で契約が終了する。前日、巨人に敗れて3位に転落した阪神の和田監督(53)は23日付の一部スポーツ紙に「進退微妙」と報じられた。3位どころか4位の広島までも2.5ゲーム差。関西マスコミがいよいようるさくなってきそうで、ストーブリーグ突入目前となっている。

■歴史的貧打の責任はコーチ陣が

 原監督の去就の方は、巨人の白石オーナーが「それはもう(シーズンを最後まで)見てからの話でしょう。全幅の信頼を置いてやってもらっているわけだから。試合が終わるまでは」と言葉を濁しているものの、「仮にV逸しても、Bクラス転落など、よっぽどのことがない限り、続投という見方が大半」とは球団関係者だ。

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