正直言えば、ボクを含めて「J2は楽して勝てる」と思っていた選手が何人かいた
機敏に「一歩目」を踏み出せるように意識はしています。時間はかかるでしょう。でもJ2は年間42試合の長丁場。1シーズンを通して肉体改造と意識改革ができる。
これまでボクは「外国人選手だらけ」の中の日本人選手としてプレーしてきました。ジュビロでは「長らく欧州でプレーした助っ人」的存在。コミュニケーションを取りながら、チームを引っ張っていくつもりです。
選手は今、何をすべきか。「負けは負け」として認め、気持ちを切り替えることだと思います。
次節は、讃岐とのアウェー戦(9日、丸亀)です。やるしかない。勝ちながら自信を取り戻していく。それだけです。
▽まつい・だいすけ 1981年5月11日、京都市生まれ。鹿児島実から00年に京都入り。04年に仏ルマンに移籍。サンテティエンヌ、グルノーブル、ティジョンでもプレー。ロシア、ブルガリア、ポーランドを経て14年にジュビロ磐田入り。小学校以来のゲーム主将を務める。身長175センチ、体重67キロ。血液型O型。