オコエが心配…楽天・梨田監督に「注目ルーキー無視」の過去
楽天の指揮官になっても「梨田節」は健在だ。
23日にドラフト1位のオコエ瑠偉の指名挨拶で関東第一高を訪れた楽天の梨田監督(62)。前日のドラフト会議直後に「お声(オコエ)をかけさせていただく」と言ったのに続いて、この日も得意のダジャレを連発させた。
「印象? 筋肉の付き方がいい。プロで鍛えたらどうなるか楽しみだね。守備もいい。後はしっかりと塁に出て……塁(瑠偉)にね、出れば。本人にも言ったけど、気づかなかったみたい」と言って報道陣を笑わせると、オコエの将来的な夢だというメジャー挑戦にも言及。
「それはいいんじゃないの、“ユメジャー”で。FA権を取る前は“ダメジャー”だけど」と、オヤジギャグはとどまるところを知らない。
女子高生らにスマホカメラを向けられると笑顔で気さくに応じ、「キャー! 梨田さーん!」と黄色い歓声を浴びていた。
オコエも「お父さんみたいです。人当たりもいいし」と話していたように、一見、温厚で親しみやすい梨田監督。しかし、日本ハム監督時代(08~11年)を知る球団OBは「あの笑顔にダマされちゃいけません。若手には特に厳しい」と、こう言う。