悪環境下の対応力不足 日本人プロは風が吹けばボロが出る

公開日: 更新日:

【ブリヂストンオープン】

 最終日は単独首位発進のルーキー堀川未来夢(22)と1打差2位発進の稲森佑貴(21)に初勝利のチャンスだった。しかし、最大瞬間風速17.5メートルという強風に2人とも泣かされた。

 堀川は「曲げないのが取りえ」というティーショットを曲げ、稲森は首位を1打差で追う17番パー3でグリーンをオーバー、「球が低く出て突っ切ってしまった」という痛恨のミスでボギーとし、優勝争いから脱落した。

 4打差7位発進の松村道央(32)が67で回り、逆転優勝だった。

「(風が吹いたので)3アンダーでも追いつくチャンスはあると思っていた。ただ耐えるのではなくてチャンスが来たらバーディーを取ってやろうという気持ちだった。他の選手が風を嫌がっていたので、むしろラッキーだと思った」(松村)

 松村は風対策に、重くスピン量の少ない棒球を心掛けたという。

 それにしても日本人プロはなぜ風が吹くと下手になるのか。評論家の菅野徳雄氏がこう指摘する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末