もう誰も驚かない 三浦カズ「50歳まで現役続行」の青写真
現役最年長Jリーガーの三浦カズ(48)が、プロ生活31年目を迎える来シーズンも現役を続行する。J2横浜FCが、カズの代名詞となっている「背番号11」にちなんで11日の「午前11時11分」に契約更改したことを発表したのである。
今季のカズは6月の水戸戦でゴールを決め、自身の持つJ2最年長得点記録を48歳4カ月2日に更新した。先月18日の京都戦で右足を故障して戦線離脱。別メニュ-調整中だが、本人は「ランニング以外にボールを使った練習も始めている」と意気軒高だ。23日の今季最終節・群馬戦の出場を目指しているという。
それにしても、50歳にもうすぐ手が届くという選手が、プロのサッカー選手というのは異例中の異例。しかし、こんな裏事情が隠されていた。
「横浜FCのオーナーがカズの大ファン。『50歳の現役プロサッカー選手の勲章を手に引退してもらう』と公言しているのです。サッカー界では有名な話なので今回の契約更改には誰も驚きません」(サッカー記者)
横浜FCの冬の風物詩は、カズよりも数字を残した若手選手の何人がクビになるか──だ。カズも罪つくりな男である。