「賭博問題」は球界で幕引き 巨人謝罪も他球団は会議中“沈黙”
18日、都内のホテルで行われたオーナー会議で、巨人の白石興二郎オーナー(69)が野球賭博問題について謝罪した。
巨人の福田、笠原、松本竜の3選手がNPBから無期失格処分を受けた。球界を震撼させた大問題だけに、球団トップが集まる会議の行方が注目されたが、同オーナーは「『当球団の3選手による賭博に関する不祥事について、オーナーの皆さま方、各球団、NPBにご迷惑をおかけした。それについては心よりお詫び申し上げます』ということを発言しました」と冒頭に謝罪したことを明かしたものの、他球団のオーナーからは事件に関連した発言はなく、質問もなかったというから、拍子抜けというか、どっちらけである。同オーナーは続けた。
「一言で言えば私の指導力不足。読売巨人軍は暴力団排除については先頭に立ってやってきたつもりではあるけど、結果的に、まあ暴力団との関係は、ないとは思います。しかし、警察の捜査が進んでいるところだから、結果はどうなるか分かりません。今のところ、我々としては反社勢力との付き合いはないと。しかし、賭博に関しては常習性のある人と、外部の人と付き合っていたということは間違いない。残念なことではあるけど、指導監督が甘かったと。こういう一語に尽きるかなと。反省しています」