「賭博問題」は球界で幕引き 巨人謝罪も他球団は会議中“沈黙”

公開日: 更新日:

 18日、都内のホテルで行われたオーナー会議で、巨人の白石興二郎オーナー(69)が野球賭博問題について謝罪した。

 巨人の福田、笠原、松本竜の3選手がNPBから無期失格処分を受けた。球界を震撼させた大問題だけに、球団トップが集まる会議の行方が注目されたが、同オーナーは「『当球団の3選手による賭博に関する不祥事について、オーナーの皆さま方、各球団、NPBにご迷惑をおかけした。それについては心よりお詫び申し上げます』ということを発言しました」と冒頭に謝罪したことを明かしたものの、他球団のオーナーからは事件に関連した発言はなく、質問もなかったというから、拍子抜けというか、どっちらけである。同オーナーは続けた。

「一言で言えば私の指導力不足。読売巨人軍は暴力団排除については先頭に立ってやってきたつもりではあるけど、結果的に、まあ暴力団との関係は、ないとは思います。しかし、警察の捜査が進んでいるところだから、結果はどうなるか分かりません。今のところ、我々としては反社勢力との付き合いはないと。しかし、賭博に関しては常習性のある人と、外部の人と付き合っていたということは間違いない。残念なことではあるけど、指導監督が甘かったと。こういう一語に尽きるかなと。反省しています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…