<第9回>新国立を中途半端な「ハコモノ」にしてはいけない
初めて国立競技場の芝生を踏んだのは、1977(昭和52)年の元日だった。第55回全国高校サッカー選手権が、関西から首都圏開催となった初年度のことである。京都商(現京都学園高)の主将として、天皇杯決勝前に行われた高校選手権の開会式に参加し、そこで「初国立」を経験した。
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