錦織はオフも大忙し テニスのトッププロはいつ休める?
いったい、いつ休むのか?
11月19日のツアーファイナル1次リーグで敗れた錦織圭(25=世界ランク8位)の今季は終幕。オフはゆっくり温泉にでもつかっていると思ったら、2日も神戸でラケットを握っていた。
13年に旗揚げされたIPTL(インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)という新しい国際大会は、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦(UAE)、シンガポールに、今年は日本も参戦。
2日に開幕した日本ラウンドから20日終了の第5戦(シンガポール)まで、チームは5カ国を転戦する。選手は国籍に関係なく5カ国のチームに分かれ、男女シングルスと男子ダブルス、混合ダブルス、かつてのトップ選手によるシングルスを1セットずつ行い、獲得ゲーム数の合計を争う。世界ランクトップのジョコビッチ、同3位のフェデラー、同5位のナダルも参戦する。
この日、ダブルスとシングルスに出場した錦織は日本開催(神戸)の2日と4日の2試合だけに出場。それだけでも、3000万円以上の出場料が懐に入るともっぱらだが、その後はすぐに渡米し、フロリダでトレーニングを積み、来年1月4日開幕のブリスベン国際(豪州)の来季初戦に備える。