マリナーズ入り青木は「1番・右翼」 本拠地との相性は?
マリナーズは3日(日本時間4日)、ジャイアンツからFAになっていた青木宣親外野手(33)と正式に契約したと発表した。契約期間は1年。年俸は550万ドル(約6億6000万円)で、17年は双方に選択権のあるオプション。新天地では「1番・右翼」で起用される見込み。背番号は「8」に決まった。
ジェリー・ディポトGMとともに本拠地セーフコフィールドで会見した青木は「自分を必要としてくれているのを感じたし、このチームで優勝したいと思ったのが一番」とマリナーズ入りを決断した理由を話した。マリナーズ時代(12年途中まで)にイチロー(現マーリンズ)が付けていた背番号「51」が空き番だったが、「『51』は選択肢になかった。付けられる番号ではない。『8』にしたのは自分の娘がいいと言ったので」と説明。来季の目標を聞かれると「今年は前半戦で手応えを感じていたので、来年は一年を通して結果を残したい」とした。
イチローもプレーしたマリナーズの本拠地は当時、左中間(118.9メートル)と右中間(117.3メートル)が広く、メジャーでも有数の投手に有利な球場として知られた。得点力アップを目指すズレンシックGM(当時)の方針もあり、12年オフにフェンスを手前に移動する改修工事を行い、左中間は115.2メートル、右中間は116.1メートルにした。