青木も貢献? 世界王者ロイヤルズ支えた「機動力と救援陣」
ロイヤルズが延長戦でメッツを下し、85年以来となる30年ぶり2度目の世界一輝いた。
日本時間2日に行われたワールドシリーズ第5戦。「勝てば世界一」という状況の中、ロイヤルズは序盤からメッツ先発ハービーに8回まで無失点と苦しめられた。
しかし、0-2で迎えた9回に同点に追いつくと、延長12回には1死三塁から代打コローンが勝ち越し適時打。その後、相手失策などで加点したチームは一挙5点を奪いメッツを退けた。
今季は投打の歯車がかみ合い、95勝67敗とア・リーグトップの勝率5割8分6厘で中地区を制覇。プレーオフではアストロズ、ブルージェイズと今季躍進した両チームを退けて勝ち上がってきた。
チーム防御率3.73(リーグ3位)、チーム打率2割6分9厘(同2位タイ)と上位につけたものの、個々の成績を見ると派手さはない。今季の最多勝カイクル(20勝8敗)のアストロズ、打点王のドナルドソン(123打点)のブルージェイズのような絶対的なエース、主砲は不在だ。