マエケンに激辛評価 合意報道のドジャースも“キズ物”扱い
ナ・リーグのスカウトがこう言う。
「身長182センチとメジャーの投手にしては小柄な上に線が細い(81キロ)。中4日の登板間隔やシーズンを通じてローテーションを守るだけのスタミナに不安がある上に、故障リスクも高い。現状を見る限り、田中やダルら多くの日本人投手のように故障する可能性は十分にある。それどころかいまだ右肩をかばって投げているという声すら聞きます。ドジャースが基本給を抑えて出来高を手厚くしたのは、リスクを最小限に抑えるためでしょう」
ドジャースは年俸総額300億円を超えるメジャー・ナンバーワンの金満球団とはいえ、計算できない選手の人件費を抑制したいと考えるのは当然だ。結果を残せなければ、契約期間の途中で違約金を払って契約を解除できる条項が含まれているという話もある。
念願のメジャー移籍がかなっても、1年目から試練が待っている。