40歳でメジャー狙う岡島に朗報 マエケンと“セット”獲得案
メジャー復帰を目指すベテラン左腕がにわかに注目を集めている。
07年には松坂大輔(現ソフトバンク)とともにレッドソックスの世界一に貢献した岡島秀樹(40)のことだ。今季終了後、DeNAを自由契約になった中継ぎ左腕はメジャーでのプレーを希望。すでに米国時代の代理人であるジョー・ローゼン氏が複数の球団に売り込みを図っているという。
主にセットアッパーとして通算6年間で266試合に登板し、17勝8敗、6セーブ、84ホールドをマーク。レッドソックス時代には守護神へのつなぎ役として活躍したが、25日で40回目の誕生日を迎えたベテランにメジャーからのオファーは期待しにくい。岡島には厳しい交渉も予想されるが、ここにきて朗報である。
実は複数の球団がセットアッパー候補としてリストアップしているというのだ。メジャーでも貴重な左腕なだけに戦力として計算するのはもちろん、他にも重要な役割が期待されている。
前田の獲得に動いている球団がメジャー1年目右腕の話し相手としてもリストアップしているそうだ。メジャーでは、かつてのレッドソックスが松坂と岡島2人と同時期に契約したように、日本人選手をセットで獲得するのは珍しくない。慣れない米国でチーム内に日本語が通じる同僚がいれば、ストレス発散ができたり、情報を共有するなど何かとメリットは少なくないからだ。