伸び悩む小林に強い味方 ドラ1桜井が巨人の正捕手決める
その小林は14年に同じドラ1で入団しながら、正捕手の座をつかめないまま3年目を迎える。ある投手は「大阪出身といっても関西弁をあまり使わない。今どきでスマートだけど、本心が見えないタイプ」と指摘するように、投手陣から全幅の信頼を得られていないのも、伸び悩みの要因の一つとされている。
「ただ、エースの菅野は同じ年の小林を相棒の捕手に指名している。そこに先発ローテに入る可能性があるドラ1新人の“票”も得られれば、ベテランの相川よりレギュラーに近づくわけです」(前出の関係者)
7日、桜井は他の新人選手と川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った。8日から新人合同自主トレがスタートするため、キャッチボールなど軽めのメニュー。「やっとプロの生活が始まる。体調管理をしっかりやっていきたい」と気を引き締めたこの新人が、巨人の正捕手を決めるといっても過言ではない。