抜擢の原川が劇的弾 U-23手倉森監督に「A代表任せろ」の声
■競争原理を持ち込みチームを活性化
その手倉森監督を「日本代表監督に推す声」も聞こえてきた。
「五輪大好きのニッポン国民から、大きな注目を浴びているリオ五輪の最終予選を大胆な選手起用や戦術で勝ち進み、五輪出場を決めた。日本サッカー協会(JFA)の一部幹部たちが『日本代表監督もイケるんじゃないか?』と言い始めた」(サッカー関係者)
J1仙台で指揮を執っていた手倉森監督は、14年1月にU―21(21歳以下)代表監督に就任。リオ五輪本大会(16年8月5~21日)にU―23(23歳以下)代表を率いて出場する――というのが最大のミッションだった。
「実は手倉森監督は、五輪代表“補欠”監督。J1広島の森保一監督(47)が12、13年シーズンのJ1を制覇。JFAは『五輪代表で国際経験を積んでリオ五輪出場の結果を出したら、次代の日本代表監督に推せる』と森保監督に五輪代表就任のオファーを出した。ところが、森保監督が『単独クラブを率いることに喜びを感じています』と拒み、補欠の手倉森監督にお鉢が回ってきたわけです」(マスコミ関係者)