専門家が太鼓判! MF井手口が五輪最終予選決勝Tの切り札
リオ五輪アジア最終予選1次リーグB組で首位通過を決めている日本。1次リーグ3戦目のサウジアラビア戦は、2戦目のタイ戦から先発を10人ごっそり入れ替え、これまで出番のなかったGK杉本(22=徳島)、MF井手口(19=G大阪)、右SB松原(22=新潟)、DF三竿(19=鹿島)の4選手が先発出場した。
開始直後から流れを引き寄せたのは日本。前半31分にMF大島がミドル弾を決め、後半8分には井手口が追加点を奪って2―1で逃げ切った。
強豪イランとの準々決勝は、22日午後10時30分開始。“大一番で頼りになる選手”は、サウジ戦が初登場だった4選手の中にいたのか? サッカージャーナリストの六川亨氏がこう言う。
「15年Jリーグでも存在感を示した井手口に期待したい。イラン戦もそうだが、決勝トーナメントからは、今まで以上にフィジカルが強くてタフな選手が求められる。井手口は当たりに強く、ボールを奪う能力も高い。奪ってからは、たださばくだけではなく、敵陣に侵入していってフィニッシュにも絡める。確実に計算のできる選手です」