右手素振りはダウンスイング軌道が良くなる
先週の米ツアー、ノーザントラストオープンはレフティーのB・ワトソンが最終日もスコアを3つ伸ばし、通算15アンダーで優勝。これでツアー通算9勝目を手に入れた。
ワトソンといえば300ヤードを軽く超えるドライバーに定評があるが、スイングはかなり変則的だ。アドレスは強烈なオープンスタンス。常識外れなほど右を向いた構えから、常識外れなほどのスライスボールを打っている。アマチュアが到底真似できる代物ではない。
本題に入ろう。常識外れなことは「良くない」と思われがちだが、常識に縛られることもいいとは言い切れない。
常識に縛られるほどに視野が狭くなるからだ。ゴルフにおいても視野を広くするという意味では、時に常識外れなことをやってみるのもいい。
では、どんなことをやればゴルフの視野が広がるのか?
まずお勧めしたいのが片手打ち。ツアープロもよくやっているが、片手だけでクラブを持ってスイングするのも、視野を広げる練習になる。