ダウンスイング後半ではペットボトルの向きを180度変える
先週の米ツアー、ウェイストマネジメント・フェニックスオープンは4ホールに及ぶプレーオフの激闘の末、松山英樹がリッキー・ファウラーを退けて今季初優勝。米ツアー通算2勝目を手に入れた。これで世界ランクも一気に12位まで上げている。
ファウラー、松山とも300ヤードを超えるティーショットを放っているが、共通しているのがダウンスイングの軌道。
ダウンスイング前半部分で、シャフトが適度に寝ている。飛球線後方から確認すると、完全に斜め45度ぐらいだ。
そして、ダウンスイング後半からインパクトにかけても、シャフトが斜め45度をキープしたままインパクトを迎えている。
シャフトの角度がほとんど変わらないことが、飛んで曲がらないショットを生み出しているのである。
では、どんなイメージでスイングをすれば、シャフトの角度をキープできるのか? ツアープロコーチの石井忍プロはこうアドバイスする。
「シャフトの角度をキープするには、ダウンスイング後半でヘッドを前に振り出す動作が必要です。ヘッドを前に振り出すことで、シャフトの角度がキープできます」