地に堕ちた巨人 賭博汚染底なしでプロ11球団は怒り心頭
■清原問題に続き球界に大ダメージ
「4人目の賭博選手」の発覚はファンのみならず、他の11球団も怒り心頭だ。
昨年の巨人の野球賭博騒動を受け、他の11球団もチーム内に関与者がいないか、独自に調査を行った。それがどこまで厳密だったかは定かでないが、現時点で他球団から賭博選手は出ていない。彼らにしてみれば、巨人の野球賭博騒動は迷惑このうえないのだ。
あるパ球団の選手は昨年の騒動後、こう話していた。
「いろいろな人に『おまえは野球賭博はやってないよな?』と言われるんですよ。飲み屋で僕が野球選手だと気付いた酔っぱらいに、絡まれたこともある。本当にウンザリしますよ」
そうした好奇の目や誹謗中傷が収まってきた矢先の4人目だ。再び、無関係の選手が肩身の狭い思いをするのは避けられない。
ただでさえ、巨人は自らがまいたタネとも言える清原騒動のツケを払い終わっていない。覚醒剤取締法違反で逮捕された清原は、巨人時代から違法薬物に手を染めていた可能性が高いからだ。