井村HCによれば、現地での公式練習で日本の演技を見た海外の審判からは高評価を得ていたという。本番の採点に納得がいかない井村HCは大会終了後、国際水泳連盟(FINA)に猛抗議。採点は覆らなかったものの、大会の映像を見直して、ジャッジの向上に努めるよう要望したという。
昨年の世界選手権(ロシア・カザニ)で日本のチームはロシア、中国の2強に続く3位だった。リオでは同4位のウクライナがメダル取りのライバルとなる。
シンクロは審判の印象度が、勝敗を大きく左右する。井村HCの猛抗議が審判団に響くようなら、本番でウクライナを「ねじ伏せる」こともできるかもしれない。